自社ホームページを見る機会は思ったほどないかもしれません。数年前にホームページを制作したまま、または業者に任せきりという状態が多くあります。今回は会社案内のホームページでなく集客のホームページとして機能させるために、簡単にチェックできる3つの項目をピックアップしました。

スマホで見やすく表示されるか

最優先項目として、スマホからきちんと内容を確認できるかをチェックしましょう。

ホームページのアクセス比率は、スマホ:PC=6:4~7:3です。つまり、スマホから見られていることが多いのです。生活シーンを思い浮かべると、スマホからのアクセスのほうが手軽にアクセスできます。そのようななかでPCサイトのまま表示されてしまうと、文字が小さく見えづらい状態です。「わざわざ拡大や横スクロールしなければならない」サイトは見るのをやめてしまいます。

よく「携帯からはこちらのQRコードを読み込んでください」とPCサイトに表示していますが、読み込んでアクセスする人はほとんどいません。「面倒なステップを増やさない」ことも大切です。

電話の発信ができるか

インターネットに接続できますが、スマホは電話です。「電話番号をメモして電話する」という人は少なく、電話番号をタップしたら電話ができるようにしておきましょう。

サイトの表示速度は遅くないか

以前記事にもしましたが、スマホでホームページの表示が遅い場合、途中で見ることをやめてしまう人が多いです。

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デザイン性に凝って表示が遅くなったり、動きが遅いサイトは利便性が悪く、素晴らしい内容を掲載しても反応が悪いです。表示が遅いということは、データ通信量も多く利用者に負担もかけてしまいます。

まとめ

ホームページをもっと見てほしいとお考えの方は、スマホユーザーのことを考えて改善しましょう。ご自身がスマホでサイトを見たときにいらいらしたり、見るのをやめてしまったりした経験は必ずあると思います。「スマホからの利用者のことを考える」⇒「自分が煩わしいと感じることを解決する」という目線が必要です。ご自身でチェックしにくいときは、従業員や知り合い、家族に協力してもらい、第三者の目で一度確認してもらうことをおすすめします。上記の3つのチェックポイント以外にもポイントはありますが、まずはこれらをチェックしてみてください。