前回の記事で「【夫婦で会社設立】法人設立登記申請」を紹介しました。
今回は登記完了後の手続きについて説明します。夫婦会社で特別な点はありませんので、一般的な話になりますが、参考にしてください。
登記完了の通知は来ない
法務局からは登記申請に関する書類不備等の連絡はありますが、登記が完了したという旨の連絡・通知はありません。そのため、登記完了予定日を迎えた後、何も連絡がなければ登記が完了しているということになります。
とはいえ、やはり確認はしたいと思いますので、インターネットで確認することをおすすめします.
国税庁法人番号公表サイトで法人名で検索してみましょう。掲載されていれば、無事登記が完了していることが分かります。
再び法務局へ
登記が完了したら、再び法務局へ行きましょう。
登記申請時に定款の返却を依頼していた場合は、このタイミングで定款を受け取ることができます。また、印鑑カードも申請していれば受領できますので、忘れずに受け取りましょう。
印鑑カードがあれば、履歴事項全部証明書(登記簿謄本)、印鑑証明書を取得することができます。法人設立後の各種手続きにこれらの書類が必要となることが多いため、予備を含めて数部受け取っておくと後々便利です。
なお、申請用総合ソフトを活用すれば、履歴事項全部証明書や印鑑証明書をオンラインで請求することができ、郵送で届けてもらえます。最初の設定に手間がかかりますが、慣れれば便利です。